年齢別
0〜2歳で発達が気になるとき
0〜2歳の発達は個人差が大きく、「少し遅いのかな」「様子を見ていていいのかな」と迷いやすい時期です。診断名を探すのではなく、健診・日常生活・親の違和感をどう整理し、流山市でどこに相談できるかをまとめます。
医療判断はしません
このページは診断をするものではありません。0〜2歳は発達の個人差が大きいため、気になることを否定せず、健診や相談先で状況を伝えるための整理として使ってください。制度、受付時間、電話番号は変わることがあるため、最新情報は流山市公式ページで確認してください。
このページで確認すること
この年齢でよくある困りごと
気になることが一つあるだけで、すぐに何かを決める必要はありません。家庭での様子、健診で言われたこと、保護者の違和感を分けて整理すると、相談先に伝えやすくなります。
健診で気になることを言われた
その場で全部理解できなくても大丈夫です。言われた内容、次に確認すること、家庭で見るポイントをメモしておきます。
体重の増え方、授乳、離乳食が気になる
体重の増え方、飲み方、食べられる形状、むせやすさ、偏りなどは保健センターや小児科で相談しやすい内容です。
首すわり、寝返り、おすわり、はいはい、歩き始めが気になる
運動発達には幅があります。いつから気になるか、左右差、転びやすさ、姿勢の保ち方を分けて記録します。
目が合いにくい気がする
目が合う時間だけで判断せず、あやした時、授乳中、遊び中など場面を分けて見ます。気になる場合は健診や小児科で相談できます。
呼びかけへの反応が薄い
名前や音への反応は、集中している場面、眠い時、体調が悪い時でも変わります。聞こえの心配がある場合は小児科にも相談します。
指差しやまねが少ない
指差し、まね、身ぶり、要求の伝え方は、ことばの前のやりとりを見る手がかりになります。出る場面と出にくい場面を記録します。
人見知りや後追いが気になる
人との関わりは月齢や性格、環境でも変わります。やりとりが増える場面と難しい場面を整理します。
泣き続ける、夜泣き、睡眠がつらい
睡眠の困りごとは保護者の負担にも直結します。寝つき、夜間覚醒、昼寝、生活リズムを記録します。
癇癪、泣き続ける、切り替えの難しさが強い
何がきっかけで、どのくらい続き、何で落ち着くかを見ます。安全面の心配がある場合は早めに相談してください。
抱っこを嫌がる、反り返る、感覚が敏感に見える
抱っこの姿勢、服の肌ざわり、音、光、触られることへの反応などを分けて見ると、相談時に説明しやすくなります。
音、服、食感、場所の変化に強く反応する
嫌がる刺激、落ち着く環境、避けたい場所を具体的に残すと、相談時に伝わりやすくなります。
親自身が育児のしんどさを感じている
保護者の疲れや不安も相談してよい内容です。子どものことだけでなく、家庭全体として困っていることを伝えてください。
月齢別に見るポイント
ここに書かれている内容は診断基準ではありません。気になることがある場合に、相談先で状況を伝えるための目安です。
0〜3か月ごろ +
授乳、体重の増え方、泣き方、睡眠、首の動き、音への反応などが相談のきっかけになりやすい時期です。
- 授乳やミルクの量、飲みにくさ、体重の増え方を母子健康手帳と一緒に見る
- 泣き続ける時間、寝つき、昼夜のリズム、抱っこで落ち着くかを記録する
- 音への反応、目で追う感じ、首の向きの偏りなど、気になる場面を小児科や健診で相談する
4〜6か月ごろ +
首すわり、寝返り、あやしたときの反応、目が合う感じ、離乳食の始まりなどを見ます。
- 首すわりや寝返りの様子、体の反り返り、左右差を記録する
- あやすと笑うか、声や表情に反応するか、目で追うかを見る
- 離乳食の開始でむせやすい、極端に嫌がるなどがあれば相談する
7〜11か月ごろ +
おすわり、はいはい、後追い、人見知り、喃語、離乳食の進み方などが相談の材料になります。
- おすわり、ずりばい、はいはい、つかまり立ちなど、移動や姿勢の様子を見る
- 後追い、人見知り、まね、喃語、身ぶりの出方を記録する
- 離乳食の形状、手づかみ、むせやすさ、極端な偏りを相談材料にする
1歳〜1歳6か月ごろ +
歩き始め、指差し、呼びかけへの反応、まね、単語、食事、遊び方などを分けて見ます。
- 歩き方、転びやすさ、階段や段差への反応を記録する
- 指差し、まね、名前を呼んだときの反応、要求の伝え方を見る
- 単語の数だけでなく、理解している言葉や遊び方も残す
1歳6か月〜2歳ごろ +
ことばの増え方、簡単な指示の理解、癇癪、こだわり、親子のやりとり、外出や集団の場での困りごとを整理します。
- 「持ってきて」「ちょうだい」など簡単な言葉がどの場面で伝わるかを見る
- 癇癪や切り替えの難しさは、きっかけ、続く時間、落ち着く条件を記録する
- 外出、一時保育、親子の集まりなど、家庭以外での様子も残す
2歳台 +
二語文、友達との関わり、切り替え、偏食、睡眠、強いこだわり、親の負担感などを相談材料として整理します。
- 二語文や会話の出方だけでなく、要求、まね、理解、遊び方を分けて見る
- 友達や同年代の子との関わり、順番、貸し借り、集団での過ごし方を聞く
- 偏食、睡眠、強いこだわり、癇癪で家庭がしんどい場合も相談する
健診とのつながり
乳幼児健診は、発育や発達を確認し、保護者が気になることを相談できる大切な機会です。健診で何も言われなかった場合でも、家庭で気になることが続くときは相談してかまいません。
転入直後で通知が届かない場合や、対象時期が分からない場合は、流山市の公式情報や担当窓口で確認してください。
3か月児健康診査
発育や育児の状況を確認する機会です。授乳、体重、睡眠、泣き方など、気になることをメモして持っていくと相談しやすくなります。
乳児一般健康診査
乳児期の健康状態を確認する健診です。対象時期や受診方法は流山市公式ページで確認してください。
1歳6か月児健康診査
ことば、理解、歩行、食事、親子のやりとりなどを相談しやすい節目です。健診前から気になることを整理しておくと安心です。
すくすく相談・育児相談
体重測定、発育、育児の不安などを相談できる機会です。実施日や予約の有無は流山市公式ページで確認してください。
健診で何も言われなかった場合
健診で指摘がなくても、家庭で気になることが続く場合は相談してかまいません。日常の様子を具体的に伝えることが大切です。
次の健診まで待つか迷う場合
睡眠、食事、呼びかけへの反応、運動、強い育児負担などで心配が続くときは、次の健診を待たずに保健センターやすくすく相談、小児科などに相談できます。
転入直後の場合
通知が届かない、対象時期が分からない場合は、市の担当窓口で確認してください。母子健康手帳を手元に置いて問い合わせると進めやすくなります。
まず相談する場所
相談先はひとつではありません。発育や育児全般、ことばや運動、医学的な心配、園や一時保育での様子など、相談したい内容によって入口が変わります。
| 困りごと | 相談先 | 準備するとよいもの |
|---|---|---|
| 発育、体重、授乳、離乳食、睡眠 | 母子健康手帳、体重や食事のメモ、睡眠や育児で困っていること。 | |
| 健診で気になることを言われた | 健診で言われた内容、次に確認したいこと、家庭での様子。 | |
| ことば、運動、視線、感覚、関わり方が気になる | いつから気になるか、家庭や一時保育での様子、普段の動画。 | |
| 体調、聞こえ、見え方、睡眠、食事、医学的な心配 | 症状の時期、頻度、体調、気になる動画、健診で言われたこと。 | |
| 保育園や一時保育での様子が気になる | 預けている場面での様子、先生から言われたこと、家庭との違い。 | |
| 子育てがつらい、どこに相談すればいいか分からない | 保護者が一番困っていること、家庭での負担、相談したい内容。 |
相談前に準備すること
準備は完璧でなくて大丈夫です。短いメモや動画があるだけでも、相談先に日常の様子を伝えやすくなります。
動画は、困っている場面だけでなく、普段できていることや落ち着いている場面もあると伝わりやすくなります。
相談のあとにつながる可能性がある支援
0〜2歳では、まず発育や育児相談、療育相談、医療機関での確認などにつながることがあります。このページでは乳幼児期に関係しやすい相談先と支援を中心に整理します。
保健センター、すくすく相談
発育、体重、授乳、離乳食、睡眠、育児不安などを相談する入口になります。
療育相談
ことば、運動、感覚、関わり方、発達の心配を整理し、必要な相談や支援につながります。
外来療育
必要に応じて、個別または小集団での療育相談や支援につながる場合があります。
児童発達支援
未就学児が生活や発達の支援を受けるサービスです。利用には受給者証などの確認が必要になる場合があります。
保育所等訪問支援
園など集団生活の場での困りごとに対し、支援者が訪問して関わる制度です。
医療機関での相談
聞こえ、見え方、睡眠、食事、体調、医学的判断が必要な場合は小児科などに相談します。
児童発達支援センター
発達に心配のある子どもの相談、療育、地域支援などにつながる拠点です。
よくある質問
0〜2歳の発達、健診、すくすく相談、療育相談室、児童発達支援センターについて、保護者が迷いやすい点をまとめています。医療判断はせず、相談前に状況を整理するためのFAQです。
0〜2歳の相談でよくある質問
まだ診断名がなくても相談できますか?
診断名がなくても相談できます。0〜2歳では発達の個人差が大きいため、診断名を探すよりも、気になる場面や生活で困っていることを整理して伝えることが大切です。
健診では何も言われなかったのですが、相談してもいいですか?
相談してかまいません。健診の場では見えにくい日常の困りごともあります。家庭で気になることが続く場合は、保健センター、すくすく相談、療育相談室などに確認してください。
ことばが遅い気がします。いつ相談すればいいですか?
ことばの数だけでなく、呼びかけへの反応、指差し、まね、要求の伝え方、理解している言葉も一緒に見ます。心配が続く場合や生活で困りがある場合は、健診を待たずに相談しても大丈夫です。
歩き始めが遅い気がします。様子を見ていいですか?
歩き始めには個人差がありますが、心配な場合は小児科や健診、保健センターで確認できます。転びやすさ、左右差、姿勢、はいはいなどの様子をメモして相談すると伝わりやすくなります。
呼んでも振り向かないことがあります。どこに相談すればいいですか?
聞こえや見え方、集中している場面、名前への反応などを分けて見ます。医学的な心配がある場合はかかりつけ小児科に、発達や関わり方の心配は療育相談室などに相談できます。
夜泣きや睡眠の困りごとも相談できますか?
相談できます。寝つき、夜中に起きる回数、昼寝、生活リズム、保護者の疲れをメモしておくと相談しやすくなります。体調面の心配がある場合は小児科にも確認してください。
離乳食や偏食の相談もできますか?
相談できます。食べられる形状、量、むせやすさ、嫌がる食感、食事中の姿勢などを記録します。体重や発育と関係する場合もあるため、保健センターや小児科で確認してください。
動画を持って行ってもいいですか?
動画があると日常の様子を伝えやすくなります。困っている場面だけでなく、普段できていること、落ち着いている場面、遊んでいる様子もあると、相談先が全体像を見やすくなります。
保育園に通っていなくても相談できますか?
保育園に通っていなくても相談できます。家庭での様子、一時保育や親子の集まりでの様子、外出先で困ることなどを整理して相談してください。
家族から「気にしすぎ」と言われます。それでも相談していいですか?
相談して大丈夫です。保護者の違和感は、日常をよく見ているからこそ出てくることがあります。相談は診断を決めるためだけでなく、安心して子育てするための整理にもなります。
療育相談室に行くと診断されるのですか?
療育相談室は、困りごとを整理し、子育ての助言や必要な支援を考える相談先です。医学的な診断は医療機関で行います。診断名がない段階でも相談できます。
すぐに児童発達支援を利用できますか?
すぐに利用できるとは限りません。児童発達支援を利用する場合は、相談、受給者証、必要書類、事業所の空き状況などが関係します。まずは児童発達支援センターや市の窓口で流れを確認してください。