流山市内で毒キノコ「オオシロカラカサタケ」の目撃情報 子ども・ペットは触らないで
流山市内で、オオシロカラカサタケとみられる大きな白いキノコの目撃情報があります。写真だけでは断定できません。触らず、食べず、子どもやペットを近づけないでください。
流山市内で、オオシロカラカサタケとみられる大きな白いキノコの目撃情報があります。写真だけで種類を断定することはできません。野生のキノコは素手で触らず、採らず、食べず、子どもやペットを近づけないでください。
掲載写真:流山市内で撮影された白いキノコ(読者提供)。写真だけで種類は断定できません。
2026年9月12日、流山市内で撮影したとする写真付きの目撃情報がXに投稿されました。ただし、これは個人による目撃情報であり、市内全域での発生状況を確認した流山市の公式発表ではありません。写真のキノコも、画像だけではオオシロカラカサタケと確定できないため、種類の分からない野生キノコとして注意してください。
Xに投稿された市内の目撃情報
「市内あちらこちら同時多発的に発生してるんですね。興味深い。手のひらサイズでびっくりしました。」
— バド(@shoefuu)、2026年9月12日
投稿写真には、遊具のある草地に大きな白いキノコが生えている様子が写っています。投稿者の目撃情報として紹介するもので、当サイトがキノコの種類や発生範囲を確認したものではありません。
オオシロカラカサタケとは
- 初夏から秋にかけて、畑、庭、道路脇、公園、芝生などに発生します。
- 傘は白色で直径7〜30センチほどになり、表面に淡い褐色の鱗片が見られます。
- 成長すると、傘の裏のひだが白色から灰緑色になることがあります。
- 関東地方でも確認されており、身近な都市公園や学校の芝生などにも生える毒キノコです。
似た姿のキノコがあるため、写真や見た目だけで食用かどうかを判断してはいけません。
どれくらい危険なのか
オオシロカラカサタケを食べると、吐き気、嘔吐、下痢、腹痛、悪寒、頭痛などの強い胃腸症状を起こし、ときに血便など重い症状が出ることがあります。食品安全委員会によると、典型的には食後20分〜2時間ほどで症状が現れます。
厚生労働省の集計では、2013〜2022年にオオシロカラカサタケによる食中毒が6件、患者11人報告されています。公園で採ったものを加熱して食べ、嘔吐や下痢を発症した事例もあります。加熱すれば安全になるわけではありません。
主な中毒リスクは食べることです。近くを通っただけで中毒になるものではありませんが、触った手を口に入れる可能性がある子どもや、なめたり食べたりするペットには特に注意が必要です。種類の分からないキノコは素手で触れないようにしてください。
見つけたときの対応
- 公園、学校、道路などでは自分で駆除しない:子どもやペットを近づけず、その場所の管理者や施設へ知らせてください。
- 私有地で除去が必要な場合:ゴム手袋を着けるかトングを使い、素手では触らずに抜き取ります。
- 袋に入れて密封する:取り除いたキノコは袋に入れて口をしっかり閉じ、流山市のごみ分別ルールに従って処分してください。作業後は手と使用した道具をよく洗います。
- つぶしたり、子どもに持たせたりしない:食べ物や食器の近くに置かず、ペットが袋を破らない場所で保管してください。
私有地でも無理に触る必要はありません。大阪市などの自治体は、除去が必要な場合にゴム手袋やトングを使って袋へ入れる方法を案内しています。
誤って食べた可能性があるとき
- 症状がなくても、すぐに医療機関へ相談してください。強い症状、意識障害、呼吸異常などがある場合は119番へ連絡してください。
- 残っているキノコや写真は、素手で触らず袋に入れて、受診時の手がかりとして持参してください。
- 一般向けの中毒110番は、つくば「029-852-9999」、大阪「072-727-2499」で、365日24時間対応です。
- ペットが口にした可能性がある場合は、すぐに動物病院へ相談してください。
今年は都市部でも注意喚起
2026年7月には、大阪市内の公園などでオオシロカラカサタケが相次いで確認され、複数の報道機関が注意を呼びかけました。大阪市鶴見区も、公園や芝生、庭、学校などに生え、食べると激しい胃腸系の中毒症状が出るとして注意情報を掲載しています。これらは大阪での事例で、流山市内の発生数を示すものではありません。